大迷路 [1990 EPOCH]




迷宮の達人 大迷路は1990年にエポック社から発売されたFC用のゲームです。
内容はタイトル通りの迷路ゲームで、それも特に面倒な3Dの迷路です。以上。

・・・と終わってもいい程度のゲームなんですが、もう少し詳しく説明すると、
迷路に落ちているクポエのカギというものを9個拾って出口に向かいます。
レベル1〜4(難易度)ごとに7ラウンドあり、マップの広さや階層が変ります。
しかし、それだけではあまりに手抜きゲームになってしまうので
便利なアイテムや、そのアイテムを入手できるミニゲームもあったりします。
また、ゲーム性(?)を上げるためにパワー(初期値10個、最大値30個)が存在し、
10歩歩くごとに1個減り、パワーが全部なくなるとゲームオーバーになります。
もちろん回復アイテムが落ちていたり、回復できるスロットもあるのですが、
隅々まで歩かなければならない3D迷路で、この制限はかなりキツイです。
さらにオートマッピング機能もありません。一応マップを見ることはできるのですが、
な、なんと、マップを見るには、命にかかわる大事なパワーを2個も使います。
パワー2個は20歩歩く分のパワーです。それを一気に使うにもかかわらず、
見られるのは現在地を中心にしたほんの数マス分のマップです。役に立たちません。
マップを見ながらゲームをしていて、「自分のいる場所を見失ってしまったので確認」
という時にしか使いようがないなさけない機能です。

ゲーム画面 ゲーム画面 ミニゲーム

もうだいぶ前の事なのですが、このゲームは中古のワゴンセールで買いました。
ワゴンセールで売ってるゲームは大体おなじみのクソゲーしかないんだけど、
「あ、このクソゲーまたやりたいな」と、つい買ってしまうことがあるんですよねぇ(笑
まあ、200〜300円だから、遊んだ後「やっぱりクソゲーの王道を行ってるなぁ」
と言いながらゴミ箱にポイしてもいいし。(実際捨てはしないですけど)
で、そのワゴンセールで売ってたんだけど、たしか箱・説なしで1000円くらいしたはず。
どんなゲームか知らなかったんだけど、なんか興味をひかれて買ってしまいました。
メーカーがエポック社だから、その時点で面白いゲームじゃないとは思ったんだけど、
やってみると、ちょっとクソっぽいところもあるんだけどクソゲーではないんですよ。
でも結構厳しい制限があるのにオートマッピングがないからなぁ・・・
それにRPGじゃないから敵もでないし、特に仕掛けもないごく普通の迷路だし・・・
そんなゲームであってもマップを書かないとクリアできないんだから・・・
う〜ん、クソゲーではないけど、やる意味のないというか、価値のないというか・・・
まあその程度のゲームなわけです。
ではなぜそんなゲームを紹介するのかというと、
部屋を片付けてたらマッピングした方眼紙が出てきたからです(笑

マッピングすることは苦にならないので別に構わないんだけど、
ゲームの難易度設定のトラップ(笑)にはちょっとむかついたな。
初めに書いたように、ゲーム開始時にレベル設定ができるようになっているんだけど、
このゲーム、レベル4(一番難しいモード)をクリアしないとエンディングがないわけ。
まず初めにレベル1をクリアしたんだけど、そうしたらレベル2のラウンド1になるの。
「まあ、レベル1は練習モードだろうからエンディングがないんだな」と思って
次にレベル2をクリアしたら、またエンディング無しでレベル3のラウンド1になるし。
「むむっ、こいつレベル4をクリアしないとダメなのか?」と思ってレベル3を飛ばして、
レベル4をクリアしたらやっとエンディング。それも期待通りたいしたことないやつ(笑
それぞれのレベルでエンディングがなく、次のレベルのラウンド1に続くんだったら
開始時にレベルを設定する意味がないと思うんだけど。パスワードもあるんだし。

次のページから攻略で、マップがあるんですけど、
エンディングを見て満足(?)してしまったので、結局レベル3はやりませんでした。
だから、レベル3のマップはないんですよ。別に無くてもいいかなとも思ったんですが、
レベル3だけマップ無しというのもヘンなのでレベル3のマッピングは今回しました。
レベル3をクリアしたらもしかしたら何かあるかなと、ちょっとだけ期待したんですけど、
やはり何も無くレベル4のラウンド1に続きました。つまんないゲームですね。


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