ザ ブック オブ ウォーターマークスは1999年発売のPS用アドベンチャーゲームです。
シェークスピアのテンペストをベースにした舞台背景とストーリーと言うことですが、
シェークスピアなんて名前しか聞いたことないし、よくわかりません・・・
このゲーム、電撃プレイステーションDにデモ(MOVIE)が付いていて、
消えてしまった12冊(全13冊)の本を孤島で探すというストーリーと綺麗なCGを見て
MYSTのようなゲームを期待して買ってしまってのですが、
全然違うので(雰囲気は似ていなくもないですが)騙されたという感じが強いです。
でも変な先入観なしで見ればちょっとクソが入っていますが、
それなりに雰囲気の味わえるゲームになっているのではでしょうか。
クソが入ってると言うのは、謎解きのため建物の中を歩き回らなければならないのに
移動時のアニメーションをスキップできず、毎回見なければらないことです。
「そういえばあそこに何かあったな」と思い、そこへ早く移動したいのに
アニメーションのため移動に時間がかかってしまい、テンポよくゲームができません。
あ、これってゲームとしては致命的だ。それなりのゲームでもないようですね(笑
謎解きはちょうどいい感じ(少し簡単かな)の難しさですが、
行き詰まった時のためにヒントを教えてくれる場所があります。
しかしヒントとは言っても次にやることがすぐわかってしまうため、
見ないで試行錯誤したほうが面白いと思います。
と言っておきながら次のページに攻略があったりしますが(笑
ま、言いたい放題言っているんですが、
ここで紹介してるということは、結構好きなゲームということなんですよ(汗
|
とりあえず、ブックオブウォーターマークスはゲームというよりも、
雰囲気を楽しむための環境映像(?)ということで。
|
INTRODUCTION |
気がつくと私は見知らぬ浜辺に打ち上げられていた。
昨夜の悪夢のような嵐はまるで夢であったかと思われるほど、
海は穏やかで暖かな陽射しが降り注いでいた。
一周するのに半日とかからぬ名もなき小さな島だろう。
あるいは無人島かも知れぬ。
立ち上がろうとした私の目の前に白髪の老人が姿を現した。
その服装からかなりの高貴な身分のものと思われる。
とても南海の孤島の住人には見えない。
老人はまるで私がここに流れ着くことを知っていたかのように、語りかけた。
「さあ、私の別荘へ案内しよう」
驚いたことにそれは私の国の言葉だった。
高台に上り、あたりを見回すと、再び驚きのあまり言葉を失った。
眼前に広がるのは巨大な建造物の数々。
ネオ・クラシシズム風の図書館、
ルネサンス式のヴィラと庭園、
ゴシック風の大聖堂。
様々な様式が入り混じってはいるが、不思議と調和している。
小さな孤島に建てられた奇妙な建築物の数々は
かのモン・サン・ミシェルを彷彿とさせる。
「この島はまもなく朽ち果てる。
その前に私の書物を探し出してくれたまえ、ナポリの王子ファーディナンド君」
|
|
画面紹介 |
|
|
|
|
綺麗ですね。でもこれは実際のゲーム用のCGなんでしょうかね?。
実際の画面はそれなりの雰囲気は出ていますが、もっともっともっと汚いです。
普通のテレビを使うんですから、仕方ないことですけどね。
このゲームは中古で結構安く買えると思うので、観賞用に一本いかがですか? |
|